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DDFFのネタバレがありますので観覧の際はお気をつけください
19 . March
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18 . September
明日ゲームショウいってきまーす!

急に行けることになったのでバタバタですが楽しんで参ります^^

あともしかしたら大阪オンリー参加できるかもしれません!
わーい嬉しいです!
スパコミは申し込みしてないので参加できませんが
一般でいけたら行こうかなーっと思ってます^^b

なによりもまた同人活動が再開できるので本当に嬉しい!
デシデア2も出るし、いい事が一気に起きて嬉しさでいっぱいです!
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またまた書いてみました!
どうもこんにちは。お久しぶりです。kefkaです。今回、またしょうも無いものが思いつきましたので、遅らさせていただきます。
kefkaさん / 2010/09/20(Mon) / 編集
「小さいライトさん」


本日は晴天なり。天気もよく、全体的に洗濯日和。
ああ、今日も朝日がまぶしいな。
スコールはベッドから飛び起きた。朝日が差すなか、はっきりとした足取りでキッチンに向かっていく。
キッチンに着くと、エプロンをつけ、三角巾をきつく頭に巻き、完全な戦闘態勢にはいる。
「・・・今日こそ告白するぞ」
誰に向かって言うでもなく、スコールは一人呟いた。手に持つは、泡だて器に銀のボウル。何が出来るかはお楽しみだ。

「・・・ニール・・・オニール・・・フリオニール?」
フリオニールは目を覚ました。パチッと目を開くと、そのすぐ前にはライトの顔。
「うわぁ!」
驚いて目を見開くフリオニール。ライトは、それを不思議そうに見つめていた。朝っぱらから、既に鎧を着て、剣を装備している。
「ずいぶんと寝坊をしたな。昨日何かあったのか?」
そういいながら、ライトはフリオニールの額に手をやる。瞬時、びくっと震えるフリオニール。それをみて、彼は面白げに微笑んだ。
「・・・大丈夫か?」
顔を真っ赤にして首を縦に振る。それを見て、ライトはまたふっと笑い、フリオニールの頬をなでた。ライトは暫らくそうしていたが、突然話しかけてきた。
「散歩にでも行こうか」
「・・・い、いいけど」
フリオニールは戸惑いながらも了承した。確かにこんなに天気がいいのなら、朝食の前に散歩して腹をすかせるのも悪くない。
ライトに手を引っ張られ、ベッドから起こされる。自分も筋肉があるから、結構重いはずなのだが、ライトはいとも簡単に自分の体を引っ張り起こしてくれる。そんなところに、フリオニールは、尊敬というか、愛情というか、萌というか、まぁ、そんなものを感じていた。
ライトに手をとられ、テントを一歩出ると、暴力的な太陽の光がフリオニールを照らす。思わず顔の前に手をかざした。
「・・・今は、昼・・・?」
フリオニールが天を見上げながら呟くと、ライトはそうだと言った。
「ニコニコ笑いながら寝ていたから、起こすのに少しばかり気が引けたよ」
「・・・どこまで行く気だ・・・?」
ライトは、その答えに、軽く肩をすくめた。
kefkaさん / 2010/09/20(Mon) / 編集
無題
「あての無い散歩も悪くはあるまい?」
そう言って、手をとって歩き出す。
「ちょっ、あの、ライトさん?」
フリオニールがそう言うと、ライトは少しばかり不機嫌そうな顔をしてそちらを見た。敬語を使わないように普段から言っているのだ。
勿論ライトさんも例外ではない。
「・・・すみま・・・すまない、ラ、ライト・・・」
すると、ライトは少しばかり微笑んだ。両手でフリオニールの頬を掴み、互いの唇をそっと、そっと、触れ合わせる。
「・・・あ、あの・・・」
「愛い奴だ」
それを、遠方の岩陰から除き見るものがあった。ことの一部始終を、少しも見落としがないよう、じっと見つめる者だ。
「うわぁ、お熱いこって」
「黙れ、必要なこと以外喋るな。わしは今、読書中だ」
「まぁまぁ、君も見てみたらどうだい?さっき見せてもらったけど、中々良かったよ」
「黙れパンツ(どこが良いというのだ!)」
「・・・何?」
「ほ~っほっほ、そうよ、パンツは黙ってなって!」
「僕をパンツ呼ばわりするきか?」
「黙れと言ってるだろうが」
「お!悲劇のヒロインが来たよ!」
一人が、持っていた双眼鏡を、もう一人に渡す。
その視界の先には、なにやら、透明なビニールの袋を持ったスコールが映っていた。中には、何か茶色いものが入っている。
「ファ!やっと来たか」
そう言って、双眼鏡を渡された一方は、それを地面にたたきつけた。
「あ、高かったのに~」
やたらと派手な格好をした一人が残念そうな声を上げ、それを拾いあげた。
「準備しておけ。面白いことになるからな。ファ~ファファファ!」
不気味な笑い声が辺りにこだました。
kefkaさん / 2010/09/23(Thu) / 編集
無題


顔を赤くし、ライトの半歩後ろを歩くフリオニールは、下しか見ていない。先ほどのことを必死に忘れているかのようだ。
と、そこへ、聞きなれた声が呼びかけてくる。
「ライト!」
スコールだった。息を少し切らして、こちらへと向かってくる。手には、クッキーらしき物が沢山詰まった、ビニール袋を持っていた。
ライトがおもむろにそちらを振り返ると、スコールはその大きく優しい手を掴み、フリオニールから離れた所に引っ張っていく。
フリオニールが追おうとすると、ライトに手で制され、止められてしまった。
仕方なく遠目から見ていると、何と、あのスコールが顔を真っ赤にして、ライトにクッキーの入った袋を半ば強引に押し渡したではないか。ライトが不思議そうな顔をすると、スコールは何やら話して、ライトをそのままフリオニールのいる所に押し返してしまった。
フリオニールの所に向かうライトの顔は、困っているような、嬉しそうなような顔をしている。
それを、睨みつけるフリオニール。
「どうした、どこか悪いのか?」
心配した口調でこちらに聞いてくる。フリオニールは少しぶっきらぼうに答えた。
「何も、そんなに嬉しそうな顔をしなくてもいいじゃないで・・・いいじゃないか」
「・・・そうか、嬉しそうな顔をしていたか・・・自重せねばいかんな。食べるか?」
袋から一枚クッキーを取り出し、フリオニールにみせる。なんとも美味しそうな茶色に焼きあがったいるそれは、ふんわりと、甘いにおいをあたりに漂わせた。
それでもフリオニールは激しく首を横に振る。
「そうか・・・。では私が貰おう」
そう言って、一口、サクッとクッキーをかじる。フリオニールの眉間のしわが更に深まる。
「うむ・・・美味い」
もう一口、更にもう一口・・・。ライトは、微笑みながら美味しそうにそれを口に運んだ。
自分も今まで何度か手料理を馳走させたことはあるが、こんな表情は一度も見たことが無い。そこに、フリオニールは不思議と苛立ちを感じた。
それは紛れも無く嫉妬であるが、ライトにも、スコールにも何の罪が無いとわきまえているから、必死にそれを押し隠そうとしていた。
kefkaさん / 2010/09/23(Thu) / 編集
無題
理性を保とうと、必死に唇を噛む。自分の恋人が、美味しいと言いながら、他人の料理を食べる。これほどの屈辱があろうか。いやない。
フリオニールは地面とにらめっこをして、何とかやり過ごそうとした。
と、その時・・・
「何だ?鎧が大きく・・・フリオニール?」
「・・・!ライト!」
ライトの体が、鎧に飲み込まれるように消えていく。兜から完全に頭が消え、段々と鎧の腕はだらんと垂れ下がり、ついにはガシャーン!と、物凄い音を立てて倒れてしまった。兜が、鎧が、倒れた拍子にばらばらに飛び散る。
「ライト!」
慌てて、倒れた鎧を掻き分けながらライトの姿を探すと、すぐさま彼を見つけることが出来た。思いもよらぬ姿ではあったが。
ライトの体は、ずいぶんと小さくなってしまっていた。下手したら、オニオンナイトよりも小さいかもしれないくらいだ。
あの、大きな優しい手もずいぶん小さくなり、幼児の手の可愛らしさしかない。そして、凛々しく美しい顔には、いたいけな、そして、可愛いが、ただただ似合う顔に変貌していた。
どう見ても小学生くらいの年齢である。
「スコール、これは一体どうゆうことだ!」
そんなに強く言ったつもりは無かったが、クッキーの嫉妬のせいか、きつい口調になってしまったらしい。
スコールは今にも泣きそうな顔で、首を激しく横に振る。
「し、知らない・・・」
その答えに、思わず睨むような目つきになってしまう。大切な人のことを思えば、当然の道理であったが、二人の関係を知らない上に、若干十七歳の若さで、フリオニールの本気で怒った顔を見たスコールには、いささか刺激が強すぎたようだ。
スコールは逃げるようにその場を離れた。
kefkaさん / 2010/09/23(Thu) / 編集
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